鉄筋工事 鉄筋の役割
○鉄筋の種類
1.主筋
2.帯筋(せん断補強筋)
3.あばら筋(せん断補強筋)
4.腹筋
○各鉄筋の役割と違い
鉄筋は鉄筋コンクリート造(RC造)に使用されている。コンクリートは「圧縮」に強いが「引張」に弱いため鉄筋を使い補います。これが鉄筋の主たる役割です。
○主筋の役割
柱や梁が「伸び縮み」及び「曲げ」の作用を受ける際に働く。
○せん断補強筋の役割
・せん断の作用を受ける際に働く。
・柱主筋の拘束
柱は地震が発生した際に建物の重量という大きな荷重を支えているから横方向に変形する。地震の力が大きい外側のコンクリートが剥がれ落ち主筋が露出してしまう。この時、主筋が外へはらみだそうとする力を拘束する役割がある。