建築施工

【地業工事】TBH工法とは?

駅工事などでよく聞くTBH工法について解説します。 TBH工法とは? 特徴 施工手順 TBH工法とは? 場所打ちコンクリート杭工法の一種で従来のリバース工法に加え、トップドライブ方式を採用した本工法は、狭隘・低空頭な施工条件において、大口径掘削を行うこ…

【材料】ミリねじとインチねじの違い

よく現場で施工図やカタログを見ているとねじの表記がインチだったりミリだったりしますが、どうして2種類あるのでしょうか。調べてみました。 【ミリとインチの関係】 ミリねじ・・・・日本で主に使われる(メートルねじ、ISOねじ) インチねじ・・・アメ…

【タイル工事】有機系接着剤によるタイル張り

タイルは昔からモルタルで張ってきましたが、タイルが剥離する現場が見受けられ安全にタイルを張ることが求められている。 【タイル剥離の原因】 タイルが剥離する主な原因は、建物に生じる歪にである。 建物は、建てられてから気温の変化や風雨などの環境に…

鉄筋工事 鉄筋の役割

○鉄筋の種類 1.主筋 2.帯筋(せん断補強筋) 3.あばら筋(せん断補強筋) 4.腹筋 ○各鉄筋の役割と違い 鉄筋は鉄筋コンクリート造(RC造)に使用されている。コンクリートは「圧縮」に強いが「引張」に弱いため鉄筋を使い補います。これが鉄筋の主たる役割です。 ○…

コンクリート工事 塩化物量測定

○塩化物量はなぜ計る? 硬化コンクリート中に一定以上の塩化物が混入していると、中性化が進み鉄筋の腐食につながるため。 ○基準値は? JIS A 5308において0.30kg/㎥以下としている。 (購入者の承認があるときは、0.60kg/㎥以下まで) ○試験方法 カンタブ ソ…

コンクリート工事 コンクリート温度

○コンクリート温度はなぜ計る? コンクリートの温度は、コンクリートの強度に影響を与えるから計る。 ○何度だといいの? 公共工事標準仕様書及びJASS5には荷卸し時点でコンクリート毎に温度が記載されている。 ・寒中コンクリート10℃以上20℃未満 ・暑中コン…

コンクリート工事 空気量測定

○コンクリートの中に空気は必要か? コンクリートの中に空気は必要です。 コンクリートの中に空気が混入されるとセメントペーストの体積が増えるためワーカビリティ(作業性)が良くなるからです。また、コンクリートの中の空気包はコンクリート中の水が凍結し…

コンクリート工事 スランプ試験

○スランプ試験ってなに? スランプ試験は、ワーカビリティの確認ができる。ワーカビリティとは、施工のしやすさ(作業性)のことです。 ○スランプ試験の手順 (1)スランプ板を水平に据付。 (2)スランプコーンを板の中心に置き下部の耳を足で踏み固定。 (3)ハン…

コンクリート工事 受入試験

○コンクリート受入試験 (1)スランプ試験 (2)空気量測定 (3)コンクリートの温度測定 (4)塩化物量測定 ○受入試験の回数 1日1回以上、かつ、コンクリート150㎥ごと及びその端数につき1回以上とする。 150㎥以下・・・・・1回 150 ㎥〜300㎥・・・2回 300㎥〜450…

鉄骨工事 ボルト孔

鉄骨に孔あけをする際は、ボルトの種類により孔径が決まる。 ボルト孔 (a)孔あけは、鉄骨製作工場でドリルあけを原則とする。ただし、普通ボルト、アンカーボルト及び鉄筋貫通孔で板厚が13mm以下の場合は、せん断孔あけとすることができる。 (b)ボルト孔の径…