コンクリート工事 空気量測定

○コンクリートの中に空気は必要か?

コンクリートの中に空気は必要です。

コンクリートの中に空気が混入されるとセメントペーストの体積が増えるためワーカビリティ(作業性)が良くなるからです。また、コンクリートの中の空気包はコンクリート中の水が凍結して発生する圧力の増加を吸収して破壊を防ぎます。

 

○空気量測定ってなに?

受入検査の際に行う試験で生コンに含まれる空気量の測定する。

 

○空気量測定の手順

(1)エアメーターの下の部分にスランプ試験同様に各層を25回ずつ突き棒で突き3回に分けて入れる。

(2)上部にメーターを設置して取手を上下にピストンさせ加圧していく。

(3)加圧後つまみでメーターを0ポイントに設定する。

(4)バルブを解放して空気量を測定する。

 

○空気量の許容差

コンクリートの種類により異なるが許容差は±1.5%とする。

(普通コンクリート:4.5%±1.5)

→1㎥(1,000リットル)のうち45リットルは空気ということ!