2019-01-01から1年間の記事一覧

鉄筋工事 鉄筋の役割

○鉄筋の種類 1.主筋 2.帯筋(せん断補強筋) 3.あばら筋(せん断補強筋) 4.腹筋 ○各鉄筋の役割と違い 鉄筋は鉄筋コンクリート造(RC造)に使用されている。コンクリートは「圧縮」に強いが「引張」に弱いため鉄筋を使い補います。これが鉄筋の主たる役割です。 ○…

コンクリート工事 塩化物量測定

○塩化物量はなぜ計る? 硬化コンクリート中に一定以上の塩化物が混入していると、中性化が進み鉄筋の腐食につながるため。 ○基準値は? JIS A 5308において0.30kg/㎥以下としている。 (購入者の承認があるときは、0.60kg/㎥以下まで) ○試験方法 カンタブ ソ…

コンクリート工事 コンクリート温度

○コンクリート温度はなぜ計る? コンクリートの温度は、コンクリートの強度に影響を与えるから計る。 ○何度だといいの? 公共工事標準仕様書及びJASS5には荷卸し時点でコンクリート毎に温度が記載されている。 ・寒中コンクリート10℃以上20℃未満 ・暑中コン…

コンクリート工事 空気量測定

○コンクリートの中に空気は必要か? コンクリートの中に空気は必要です。 コンクリートの中に空気が混入されるとセメントペーストの体積が増えるためワーカビリティ(作業性)が良くなるからです。また、コンクリートの中の空気包はコンクリート中の水が凍結し…

コンクリート工事 スランプ試験

○スランプ試験ってなに? スランプ試験は、ワーカビリティの確認ができる。ワーカビリティとは、施工のしやすさ(作業性)のことです。 ○スランプ試験の手順 (1)スランプ板を水平に据付。 (2)スランプコーンを板の中心に置き下部の耳を足で踏み固定。 (3)ハン…

コンクリート工事 受入試験

○コンクリート受入試験 (1)スランプ試験 (2)空気量測定 (3)コンクリートの温度測定 (4)塩化物量測定 ○受入試験の回数 1日1回以上、かつ、コンクリート150㎥ごと及びその端数につき1回以上とする。 150㎥以下・・・・・1回 150 ㎥〜300㎥・・・2回 300㎥〜450…

鉄骨工事 ボルト孔

鉄骨に孔あけをする際は、ボルトの種類により孔径が決まる。 ボルト孔 (a)孔あけは、鉄骨製作工場でドリルあけを原則とする。ただし、普通ボルト、アンカーボルト及び鉄筋貫通孔で板厚が13mm以下の場合は、せん断孔あけとすることができる。 (b)ボルト孔の径…