コンクリート工事 スランプ試験

○スランプ試験ってなに?

スランプ試験は、ワーカビリティの確認ができる。ワーカビリティとは、施工のしやすさ(作業性)のことです。

 

○スランプ試験の手順

(1)スランプ板を水平に据付。

(2)スランプコーンを板の中心に置き下部の耳を足で踏み固定。

(3)ハンドスコップでスランプコーンの中に3層に分けて入れ突棒で25回ずつ締め固める。突棒が下の層に若干届くように突く。

(4)スランプコーンの上面をならす。

(5)スランプコーンを3秒かけて引き抜く。

(6)スランプコーンの高さ30cmからの落ち幅を検尺で計る。

スランプ8cmだと落ち幅が8cmの固い生コン

スランプ18cmだと落ち幅が18cmの柔らかい生コン

 

○スランプの許容差

   スランプ            スランプの許容差

    8cm未満                      ±1.5cm

    8cm以上18cm以下     ±2.5cm

   18cmを超える             ±1.5cm