【株式】 高配当株 企業分析 9434 ソフトバンク
●どんな会社?
コンシューマとヤフーが収益の柱(売上と営業利益の8割)
【堅 調】ヤフー連結。柱の携帯通信がスマホ契約数増に加え割引適用減で単価向上し好伸。大幅増配。21年3月期も携帯通信がスマホ契約数続伸で牽引。下期合算のLINEは損益影響軽微。ペイペイ持分損。
【種まき】東大と共同でAI専門の研究所を今春設立へ、成果を基にジョイントベンチャー立ち上げも視野。24年1月で3G終了を発表、経営リソースを5Gに集中へ。
●ソフトバンクの強み
・格安シム事業拡大中(Yモバイル、LINEモバイル)
・携帯解約率の低下 2017年0.86% 2018年0.83% 2019年0.7%
・企業デジタル化需要(法人事業)
①社外からのリモートアクセス
②ウェブ会議
・PAYPAYの収益期待
①2700万人登録
②キャッシュレス決済シェアNo.1(今後の収益期待大)
・参入障壁が高い モバイル通信
●ソフトバンクの弱み
・携帯シェア
1位 NTTドコモ
2位 KDDI
3位 ソフトバンク
・解約率の高さ
・5Gへの取組み
総務省の割り当て
ソフトバンク 2枠(投資金額 約2061億)
(全国展開 2024年度末 64.0%)
NTTドコモ 3枠(投資金額 約4667億
(全国展開 2024年度末 97.0%)
KDDI 3枠(投資金額 約7950億)
(全国展開 2024年度末 93.2%)
・自己資本比率が低い
NTTどこも70%
KDDI 46%
ソフトバンク 10%
事業・配当は魅力だが、財務に課題
●売上高
2016年3月(連) +42.83% 3兆4105億
2017年3月(連) +2.12% 3兆4830億
2018年3月(連) +2.86% 3兆5826億
2020年3月(連) +4.39% 4兆8612億
2021年3月(連)予 +0.8% 4兆9000億
●1株あたりの純利益【EPS】
2016年3月(連) -6.39% 97.37円
2017年3月(連) +10.43% 107.53円
2018年3月(連) -19.18% 86.91円
2019年3月(連) +11.15% 96.6円
2020年3月(連) +2.76% 99.27円
2021年3月(連)予 +3.05% 102.3円
●営業利益
2018年3月(連) +60.54% 6379億3300万
2019年3月(連) +28.26% 8181億8800万
2020年3月(連) +11.43% 9117億2500万
2021年3月(連)予 +0.91% 9200億
●売上営業利益率 目安10%以上
2018年3月 17.81%
2019年3月 -0.24% 17.57%
2020年3月 +1.18% 18.75%
2021年3月予 +0.03% 18.78%
- 2016年3月(連) +12.35% 26.49%
2017年3月(連) +2.18% 28.67%
2018年3月(連) +17.58% 46.25%
2019年3月(連) -15.38% 30.87%
2020年3月(連) +16.42% 47.29%
2021年3月(連)予 +1.18% 48.47%
- 2016年3月(連) -0.56% 8.38%
- 2017年3月(連) +1.02% 9.4%
- 2018年3月(連) -1.85% 7.55%
- 2019年3月(連) -1.8% 5.75%
- 2020年3月(連) -0.92% 4.83%
- 2021年3月(連)予 +0.12% 4.95%
●自己資本比率 目安40%以上
2015年3月 +3.6% 52.2%
2016年3月 -20.6% 31.6%
2017年3月 +1.2% 32.8%
2018年3月 -16.5% 16.3%
2019年3月 +2.3% 18.6%
2020年3月 -8.4% 10.2%
●1株配当
2015年3月 +866.13% 532.34円
2016年3月 -80.93% 101.52円
2017年3月 -4.97% 96.47円
2018年3月 -99.73% 0.26円
2020年3月 +126.67% 85円
6.0%
(2020年5月13日 株価1,431.5円 配当金86円)
●PER
13.99
●PBR
6.78
●ミックス係数 目安11.25
13.99×6.78=94.85
●株主優待
なし