【株式】 企業分析 2492 インフォマート
【企業分析】
2020年10月28日
2492 インフォマート
【決算】
・次回決算発表10月30日 第3四半期発表時間15:00
【IR情報】
・2020年10月22日16時00分
コロナ禍に注目されるBtoBフィンテック最新動向の「特集レポート」を無料公開
・2020年10月21日11時00分
インフォマート、全国の地方銀行21行とのビジネスマッチング契約を拡大
【会社概要】
■会社名 株式会社インフォマート(東証一部:2492)
■代表者 代表取締役社長 長尾 收
代表取締役副社長 藤田 尚武
■本社所在地 東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビルディング13階
■営業所 西日本営業所(大阪市淀川区西中島)
カスタマーセンター(福岡市博多区博多駅前)
■設立 1998年(平成10年)2月13日
■資本金 32億1,251万円 (2020年6月末現在)
■事業内容 BtoB (企業間電子商取引)プラットフォームの運営
■連結子会社 株式会社インフォマートインターナショナル(香港法人)
インフォマート北京コンサルティング有限公司(中国法人)
■従業員数(連結) 574名(正社員502/派遣72) (2020年6月末現在)
【事業概要】
創業来、BtoBプラットフォームに特化
○ 企業間の取引・やりとりを効率化する「場」として、共通システムを提供
○ クラウド型システム:企業が取引先と同一画面で日常業務に使用可能
【主要なBtoBプラットフォーム】
■BtoBプラットフォーム商談 1998年6月~
インターネットで全国の食材の売り手と買い手が商談できるマッチングサイト
取引先の発掘~商談・見積~受発注~決済までをワンストップで提供
■BtoBプラットフォーム受発注 2003年2月~
飲食店と卸・メーカー間の受発注を電子化、従来の電話・FAXによる受発注か
ら大幅な効率化を実現
取引データを日々共有するため照合作業が減り、月次確定を大幅に短縮
■BtoBプラットフォーム規格書 2005年4月~
「食の安心・安全」を促進する、アレルゲンや原産地情報の管理ツール
バラバラの様式で管理されていた商品規格書を統一フォーマットで電子管理す
ることで効率化
■BtoBプラットフォーム請求書 2015年1月~
業界を問わず、請求書の発行・受取の両業務を電子化するシステム
経理業務の効率化を実現
■BtoBプラットフォーム契約書 2018年7月~
企業間の契約書締結をブロックチェーン基盤上で電子化
社内ワークフロー機能も搭載し、企業間の商行為のさらなる利便性の向上と
ペーパーレスを実現
【事業の特徴】
■BtoBプラットフォームの特徴
1. 標準化: カスタマイズしない ⇒多数企業の参加促進
⇒デファクト化 ⇒プラットフォーム使用価値の向上
2. デジタル化: 電子データ化 ⇒業務効率性向上 + 経営高度化+ 環境負荷の低減
3. 低料率: ユーザー数増≠比例的費用増 ⇒ 高い費用対効果
↓
お客様の自然な選択 = 使用継続
『ストック型』 安定収益: 売上高の95%が月額システム使用料
⇒顧客数が一定水準を超えると利益率上昇
【新サービスの紹介】
■BtoBプラットフォーム請求書
・電子請求書早払い 2020年1月リリース
請求書をワンクリックで現金化。
中小企業の資金調達を変える
BtoBプラットフォームの新サービス
BtoBプラットフォーム請求書を利用して発行した請求書(売掛債権)を
GMOペイメントゲートウェイ社へ譲渡すること(2段階ファクタリング)に
より、早期に資金化するサービス。
■BtoBプラットフォーム受発注
・食材の自動発注 2019年10月リリース
在庫管理をシステムで行う
自動発注で飲食店業務が変わる
メリット
発注業務を自動化して業務負担を減らす
・他業界向け受発注 2020年3月リリース
製造業の発注・受注業務改善
製造業界特有の煩雑な部品発注や発注金額の確定などの手間や
管理を大幅削減
【経営方針及び経営戦略】
■経営方針
■成長と利益の両立
・BtoBプラットフォームを拡充し、これまでの成長と利益率を基本的に継続
・社外の経営資源も取り入れ、BtoBプラットフォームの価値増大に取り組む
■収益源の多角化への仕掛け
・「世界のBtoB空間を覆い尽くす」当社事業の将来像の実現に向け、
個々の取組で事業採算をとりながら、戦略的な布石を打っていく
■中期的な業績目標
・売上高100億円突破、営業利益30億円超、営業利益率30%以上
■経営戦略
■BtoBプラットフォームの徹底的拡充
・フード(受発注・規格書) ⇒ 圧倒的ポジションの確立
・請求書 ⇒ 「収益の柱」化への目処
・契約書 ⇒ 強健な立ち上げ
・商談、業界チャンネル ⇒ 利益を改善しつつ将来発展へ
■当社の優位性を活かした新収益の獲得開始
・BtoBプラットフォームの価値最大化のため、商流データ/受発注データや
利用者へのアクセス、業界・事業知見を活用し、成果の収穫を開始
■将来を見据えた仕掛けへの取組
・既存システム使用料以外の多様な収益源確保への道筋を明確化
多業界受発注、フード業界縦横展開、海外進出等々
・次世代BtoBプラットフォーム構築に向け、最先端テクノロジーの研究継続
【会社業績】
①概要確認
(1)時価総額
1,865万円
(2)PER
220.89倍
(3)PBR
14.66倍
(4)ROE
6.64%
(5)配当利回り
0.52%
②売上高
③営業利益率
④EPS(1株あたり当期純利益)
⑤配当金
⑥配当性向
⑧フリーキャッシュフロー